「猫を飼おうと思ってるけど、何から準備すればいいんだろう…」
「猫を飼うのってどんな感じなんだろう..」
猫に限らず、いきものを飼うことには準備と覚悟が必要です。
この記事では、これから猫を迎えようと思っているみなさんに「猫を飼う前に知っておきたいこと」を紹介します。
猫にとって理想的な責任のある飼い主になるために一緒に勉強していきましょう!
はじめに
こんにちは!この記事は、猫好き代表とらふぐがお届けしています!
早速ですが、みなさんが猫を飼いたいと思ったきっかけは何でしょうか。
「リモートワークの普及で、人と会わなくなって寂しい」
「猫は散歩がいらないから飼いやすそう」や
単純に「猫が好きだから」という人もいるでしょう。
猫を飼いたいと思う理由は人によってさまざまです。
昨今のリモートワークの普及や孤独感から猫を飼い始める人は増加傾向にあります。
実際に、
ペットフード協会による、過去10年分の犬猫の飼育頭数の変化をみてみると、犬は年々、減少傾向にあるのに対し、猫の飼育頭数は、2014年に犬の飼育頭数を上回り、以降も増加傾向にあります。
犬と比較して散歩が必要なく、クールな印象がある猫は「飼うのが大変ではなさそう」と思われがちですが、猫もいきものなので、最後まで責任をもって飼いましょう!
猫を飼おうか迷っている人はこの記事を読んで、猫との生活をイメージしたうえで検討してみてくださいね!
猫を迎える環境を整える
環境省や各自治体では、猫の室内飼育を推奨しています。
室内で飼うことによって、交通事故や感染症のリスク、他人に虐待されるなど、さまざまなトラブルを最小限に抑えることができます。
猫生の大半を室内で過ごす猫に対して、飼い主ができることは、猫の習性を理解した環境づくりです。
①外を眺められる窓
②高低差のある棚やキャットタワー
③猫用ベッドやクッション
④爪とぎ
⑤狭いスペース
①外を眺められる窓
猫は退屈を嫌ういきものです。窓の外をみることは良い刺激になります。
②高低差のある棚やキャットタワー
ずっと家にいると運動不足はつきものです。棚やキャットタワーは登ったり降りたりすることで運動不足の解消に役立ちます。また、運動することによりエネルギーを発散することで問題行動を予防することもできます。
また、キャットタワーでなくても、2階、3階と高さのあるケージでも代用できます!
③猫用ベッドやクッションなどのくつろぎアイテム
静かで落ち着ける、猫にとってお気に入りの場所にくつろげるスペースを用意しましょう。
④爪とぎ
爪とぎは猫の特徴的な習性の1つです。猫のお気に入りの爪とぎを用意して設置しましょう。
⑤かくれるのに最適な狭いスペース
本来、猫は、野生環境で木の洞や岩穴などを寝床にします。
そのため、自分の体がすっぽり収まる場所を好む傾向があります。
何かあったときに逃げ込むことのできる、周りを囲まれた狭めのスペースを用意してあげましょう。
以上の点をふまえると、猫にとって理想的な環境が完成します。
昨今、猫グッズに対する需要の高まりから、さまざまな商品が開発されています。
猫の月齢や性格を考慮して、ぜひチェックしてみてください!
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猫を飼うために必要なもの
先ほど、「猫にとって理想的な環境」について紹介させていただきましたが、実際にお迎えする際に必要な生活用品を以下にリストアップしておきます!
〈猫用の家具〉
ケージ(ベッド含め)、キャットタワー、キャリーケース、トイレ
〈生活用品〉
おもちゃ、ブラシ、爪周囲のはみ毛刈り用のバリカン、爪切り、爪とぎ、シャンプー、トイレシート
フード、お皿、除菌スプレー、壁紙やフローリングの保護シートなどなど
生活用品に関しては、飼い主ごとに重要視するポイントが異なると思いますが、基本的にはこれらをそろえておくと良いでしょう。
また、購入しても猫が気にいるとは限りません。
「良いものでなくてはダメだ」と最初から高価の商品を選ぶのではなく、予算の範囲内で猫のお気に入りを把握していきましょう!
おしゃれなものや高価なものを試しに買ってみるのは、猫の好みがわかったあとにすることをおすすめします!
猫を飼うのに必要な費用
「猫を飼うのに必要な初期費用はいくらかかるのか」
「猫の月の生活費はいくらかかるのか」
費用面も猫を飼ううえで知っておいてほしいことの1つです。
それでは初期費用からみていきましょう!
先ほど挙げたリストに基づくと、初期費用は以下のようになります
〈猫用の家具〉
ケージ(ベッド含め)、キャットタワー、キャリーケース、トイレ
→ 25,000〜30,000円
〈生活用品〉
おもちゃ、ブラシ、爪周囲のはみ毛刈り用のバリカン、爪切り、爪とぎ、シャンプー、トイレシート
フード、お皿、除菌スプレー、壁紙やフローリングの保護シートなどなど
→ 30,000円ほど
合計で55,000〜60,000円ほどが初期費用になります。ただ、そろえる家具やグッズの数や価格により異なるので、あくまで目安としてみてください
続いて、1ヶ月にかかる生活費をみていこうと思います。
ペットフード協会によると、猫1匹の1ヶ月にかかる生活費は平均8,005円となっています。
この値段は0歳〜16歳以上の猫にかかる1ヶ月の生活費の平均になります。
0歳が一番高く11,400円となっており、以降12歳頃までは6,500〜8,000円、13歳以上が9,000円となています。
内訳として、
食費:主食キャットフードで3,000円ほど、おやつでさらにプラス
日用品費:2,000〜3,000円ほど
医療費:年齢により異なるが、3,400円ほど
(ペットフード協会調べ)
特に最近は物価の高騰により、猫の1ヶ月の生活費も増加し続けています。何にどれくらい費用がかかっているのかを把握し、予算と猫の健康のバランスをとれるようにしましょう!
猫に必要なワクチンについて
感染症への感染を防ぐためにも、ワクチン接種に対する考えは理解しておきましょう!
猫のワクチンの種類は、3種混合、4種混合、5種混合、猫エイズや狂犬病などさまざまです。
ブリーダーを介してお迎えした猫なのか、野良猫や保護猫を引き取ったのか、猫のバックグラウンドによって、必要になってくるワクチンや検査の流れが異なります。
またワクチン接種の回数は猫の発育時期に関係します。
著者は獣医師ではないので詳しい解説は避けますが、獣医師の方が解説されているYoutubeにあります。ぜひ、参考にしてください!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「猫を飼うまえに知っておきたいこと」について紹介しました。
猫を飼ううえで、いろいろと調べているあなたは、着実にこれから迎えるであろう猫にとって「理想的な飼い主」です。
猫を飼うことに対する疑問や不安を解消し、笑顔で猫を迎えることができる日が来ることを願っています。
それでは。
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